ベルリンから「クルトゥアーツーク」でヴロツワフへ
コロナ禍の2020年、日本ではGoToで旅行は国内がメイン、ドイツでも主流は国内旅行ですが、地続きのヨーロッパのため、近隣国への旅行も可能。
ウチも子供と夫が電車で旅に出掛けました。乗った電車はKulturzug( クルトゥアーツーク)という特別電車、ベルリンとポーランドのヴロツワフを結ぶ、週末限定の電車です。
ルンルン気分の子供の代わりにベルリンのシンボル、クマを貼り付けました
ベルリンからヴロツワフまで、約5時間の電車の旅、スタート!
Kulturzugのチケットの買い方と値段
週末の小旅行にピッタリなKulturzug、チケットはドイチェ・バーンのサイトで購入可能ですが、現在、コロナのため、通常よりも販売座席数が少なくなっているので、早めに購入した方が良いかも(コロナの影響で運行スケジュールが変更になる場合もあります)。
チケットは片道で大人一枚、19ユーロ、6歳から14歳までの子供は9.5ユーロと。オンラインで切符は購入可能ですが、座席予約はオンラインではできません。座席予約はドイチェ・バーンのReisezentrumの窓口のみで受け付け、片道一人分の座席予約の料金は4ユーロとなります。
そうそう、ドイツ語でヴロツワフはBreslau(ブレスラウ)と言いますのでご注意を。
クルトゥアーツークではイベントが行われる
普通の電車と違って、車内でイベントが開催されるクルトゥアーツーク。アーティストが音楽や朗読を行うとか。
実際に電車に乗った子供に聞いてみました。
サランラップのようなものが車内に巻き付けられているのはコロナの飛沫対策、ではなく、車内イベントのためだとか。
車内ではクイズや朗読劇が行われ、劇は乗客も参加するタイプだったそう。ちなみに上演演目(?)は「ロミオとジュリエット」。写真を見るとうちの子も参加しているっぽい?
「君も出たの劇?」
「うん、ドクヤク」
「?それって、もしかして毒薬?」
「そう!すっごく悪そうな感じでやったの。楽しかった!」
・・・人間じゃない役を思いっきり演じきった模様。楽しかったようで何よりです(笑)。
演技で疲れたのか、しばらく睡眠を取っていると、もう目的地、ヴロツワフ駅に到着!
かなりオススメの電車旅(子供談)、だそうです。