5月くらいからベルリンの街に突然、現れるサンリオっぽい外観のイチゴ小屋。この小屋で売られているいちごは大人気で売り出し初日は行列ができたり、数時間で完売になったり。現在、旬を迎えているドイツのいちご。きっとこの時期にベルリンに来られた方、「何、あのイチゴ小屋、可愛い!」とここのイチゴに興味を持たれる方が多いかと思います。
美味しくてオススメのイチゴなんですが、買う時にはちょこっと気をつけてください。ちょっとポイントを押さえると、本当に美味しいイチゴが食べられます。
毎シーズン、10キロ以上のいちごをココで購入している経験から、買い方のコツをお教えします。
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イチゴ小屋「Karls」で売られているいちご
正直、スーパーで売っているものとは別格レベルの「カールス(Karls)」のイチゴ。
このイチゴ小屋の側を通ると匂いがするんです。知ってました、イチゴってすっごくいい匂いがするんですよ!一口食べると、さらに別格ということを実感、甘くてフレッシュ!あまりの美味しさに家族用に買った500グラムのパック、仕事中につまみ食いし、結局、一人で完食した猛者もいるくらい。
その年のよっても若干差がありますが、5月中旬くらいから売り出しが始まり、7月末、8月初旬まで販売されています。
旬は値段が下がる6月から7月初旬頃だと思います。でも、個人的に一番美味しく感じるのは5月下旬までのもの。多分、気温が上がるにつれて外側のブツブツが硬くなって、食感が変わるからかな?でも、7月初旬ごろまでは十分に美味しいと思います。
去年、7月末か8月初旬に売っていたものは、正直、「失敗した・・・」というクオリティでした。多分、猛暑のため、外側のブツブツが非常に硬くなり、黄色味が強くなっていました。食感もなんだか、妙な感じ。
見るからに「ちょっと美味しくなさそう」というものが出回っている時は避けた方がいいかと思います。
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買い方のコツ
旬の時期は本当にオススメのイチゴなんですが、何百回もこの小屋でいちごを買っていると、ごく稀にですが、「ムムッ・・・」となったことも。せっかくのベルリン滞在でそんな目に遭わないように、美味しいいちごを食べてもらうためにいくつかポイントをお教えします。
お店の開店時間、場所によって若干差があるかもしれませんが、午前7時半から8時くらいには各店舗に採れたてのものがイチゴが届いているので、遅くとも午前中には購入することをお勧めします。
その理由ですが、
基本的にイチゴが常温で保存されているからです。
※コロナ以降、外に無防備で放置されることはなくなったようです。
小さめサイズのパックを買おう
時期によって、250グラム、500グラム、1キロの紙製の箱で売られています。旬の時期には木製の2キロサイズのカゴに入ったものも出回ります。
ジャンボ・パックは値段がお得なことが多いのですが、購入する時、もし小さいサイズがあったら、できるだけ小さめサイズのパッケージで買うことをお勧めします。
それは大きいサイズだと、上に載っているイチゴの重みで中のイチゴが潰れたり、傷ついたりするから。
傷がついた状態で外で常温保存されていると、どんなことになるか、大体、想像がつきますよね。遅い時間に購入した大きめパックの中に「ゲッ!」となるような状態のイチゴを見つけたことがありました。上の写真は小さめの250グラム・パック。ジャンボ・パックを購入したい方は午前中の早い時間に買ってください。
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買ったらすぐにすること&食べる前にすること
念の為、中に潰れているものや痛んでいるものが入っていないか、チェックしてください。もし、入っていたらそれを捨てて、周りに汁が飛んでいないか、調べてくださいね。
チェックが終わったら、冷蔵庫の野菜室に入れてください。洗わないで、緑の葉っぱの部分もついたままで入れてくださいね。
洗わないで食べる派もいるのですが、個人的には食べる前に洗うことをお勧めします。やはり、採れたてとはいえ、農園から運搬され、店頭では常温で保存されているので、洗わないと夏場は危険だと思います。洗ってから、ヘタを切り取ると水っぽくならないそうですが、個人的には水で洗って、ヘタを切って、さらに軽く水で流して、キッチンペーパーの上で水気を切っています。
まずはそのまま食べてみてください。甘くてジューシーなら、そのまま何個も食べられると思います。ちょっと酸味が強いかなという時はこちら
これ、ドイツの加糖練乳。これをかけて食べると美味しいですよ。イチゴ狩りの気分です。
アイスクリームと一緒に食べるのもお勧めです。でも、味と香りを楽しむなら、やっぱり、そのままで食べるのがオススメです。
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まとめ
せっかくのベルリン旅行、美味しいものを良い状態で食べられるようにしたいですよね。言われてみれば当たり前のことばかりですが、旅行中は「アレを食べなきゃ」とか「あの場所に行かなきゃ」と慌ただしさの中で動くことが多いので、こういう地味なチェックが忘れられやすいような気がします。
ベルリンで美味しいカールズのイチゴを最適な状態で食べられますように。
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