写真やレビューは良かったけど・・・
エアビーなどを利用し、民泊で旅行をし始めてから、5年以上になりますが、今までで一番居心地が悪かったのがウィーンのお部屋でした・・・。
今までは旅行先のスーパーで買ったものを使って、お部屋のキッチンで軽く料理するのが、旅行の楽しみの一つだったのですが、ウィーン旅行ではキッチンはコーヒーを入れるくらい、ほとんど使いませんでした・・・。
ホテル・ザッハーでの優雅な時間、可愛いが詰まったデメル、世界一のウィンナー・シュニッツェルのレストラン、雨の日も楽しいウィーンの地下道など
部屋の中はピクトグラムがたくさん・・・
最初にオーナーさんと会った時から、「・・・」となることが。
バスルームの使い方について、散々レクチャーされた後、「ここ、こんな傷を付けられたの!仲介サイトに損害が出たって連絡したのよ!」と洗面台の損傷箇所を見せられました。
見ると2ミリくらい、合板の端っこが欠けていましたが、正直、言われなければ気づかないくらいのものでした・・・。
「民泊サイト利用者の全員に言葉が通じる訳じゃないから」と見せられたのが、部屋のいたるところに貼られたピクトグラムの禁止事項表示・・・。
その数に正直、ドン引き・・・。ピクトグラムがない部屋はないくらい・・・。
そのピクトグラムが目に入る度に気が滅入り、おちおちソファーにも気軽にゴロンとできない(床に傷がつくので下に薄い敷物を引いてと言われていた)・・・。
ヤケ気味になって、ある意味、記念にと全部のピクトグラムの写真を撮って、コラージュにしました\(^o^)/。
部屋の写真は自粛、代わりにドナウ川の美しい眺めをお楽しみください。
「あるお客さんのチェック・アウト後、洗面台の上に水がものすごく溜まっていて一体、どんな使い方をしたらこんなことになるんだっ!」ってオーナーさんがプリプリしながら、説明していた洗面台、どう使っても、台の一部に水が残るような構造・・・。
家族3人で使うとかなり溜まるので、洗面台を使ったら、必ず拭き取るということをしていて、旅行に来たのに、家にいる時よりも頻繁に洗面台を掃除しているのは一体、なぜ・・・。
ブダペスト、ウィーン、ローマ、ボローニャ、マドリード、ポルトで実際に泊まった民泊アパートの感想や民泊のキッチンで手軽に挑戦できる現地の料理など
チェック・アウトの日を迎えて心からホッとした
子供には「そこ、気をつけて!」と通常よりもうるさく言いつけ、大人も常に気を使い、何事もなくチェック・アウトの日を迎えた時は本当にホッとしました。
髪の毛が一本でもバスルームに残っていたら、苦情が出そうな感じだったので(排水溝に髪の毛禁止の表示があった)、部屋を出る時は入念にチェック、一流ホテルのルームキーピングの気持ちを疑似体験できました・・・。
お部屋の写真の代わりにドナウ川の美しい白鳥の姿をお楽しみください。
ここで書いたことの大半がこの経験からのものです(苦笑)。この部屋を選んだ時、部屋に掛けてある絵やポスターにあまり統一感がなく、どれも私達の好みには合わない感じだったのが、実はちょっと引っかかっていたのです。本能的なものですが、そういうのって、結構大事かもと感じました。
また、使ってる家具のレベルがIKEAよりも安い、このウィーンの民泊ではそれが当てはまりました。見た目はそれなりなんですが、実際に使うとやっぱり「・・・」ということが。
一番安いフローリングを使っていると思われたこのお部屋の床、そのせいで家具をちょっとでも動かすと傷が出来やすいのではと感じました。ソファーは夜はベットとして使っていたので、傷がつかないように、敷物を敷いて、そーっと動かしてました・・・。
普段、民泊利用のチェックアウトの際はゴミを捨て、使ったものは元の場所に、バスルームも見苦しくないように片付けているのですが、このお部屋の時は入念にいたるところをチェック、キレイにしておきました。部屋の掃除代は料金に含まれているのに、なんだか自分たちで大分、掃除した感じ・・・。
神経をすり減らしたお陰か、チェック・アウト後、オーナーさんからは「全く問題なし、どうぞまた来てね」とのお返事を頂きましたが、家族全員、「もうあの部屋は勘弁・・・」と意見が一致、これからは物件選びの前により入念に写真をチェックしようと心に固く誓いました。
ブダペスト、ウィーン、ローマ、ボローニャ、マドリード、ポルトで実際に泊まった民泊アパートの感想や民泊のキッチンで手軽に挑戦できる現地の料理など