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ミラノの老舗パティスリー、マルケージは大ヒット小説「冷静と情熱のあいだ」にも出てくる【Marchesi 1824】

ミラノ、ガッレリアにあるプラダ傘下の老舗パティスリー&カフェ

ミラノに来たら、絶対来る場所と言えば、ガッレリア。

創業1824年を誇る老舗パティスリー、Marchesi(マルケージ)もこのガッレリアの中にあるんです。

Marchesi cafe

マルケージの窓からガッレリアを行く人々を眺めながらエスプレッソを

こう書くと、あたかもここで優雅な時間を過ごしたような感じですが、私たちは立ち飲みのスタンド利用、滞在時間10分程度・・・。

店内は気品ある雰囲気、クラシックな制服を着たウェイトレスさんがキビキビ働いていて、「ここでお茶したい!」と思っていたんですが、席が空くまで待たなくてはいけない・・・。

そのうち、子供が「つまんない!」と言い出したので、スタンドでエスプレッソを頼み、どうしても買いたかったチョコレートを購入して早々、撤収(涙)・・・。

ミラノのドゥオーモ

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「冷静と情熱のあいだ」のヒロインのお気に入りのカフェ

子連れの家族旅行でも、どうしてもマルケージに来たかったんです。

「冷静と情熱のあいだ」を読んでいたから

映画の方ではなく、本の方でこのカフェが出てくるんです。江國香織さんの書いた赤い方のです。

ヒロインのあおいと恋人のマーヴのお気に入りのカフェのマルケージ。マーヴはお土産にこのお店のチョコレートを白いリボンがかかった箱で買ってきてくれる。

当時、憧れていた世界、自ら再現と思ってお店のショーケースを覗くと、チョコレートの価格にビックリ・・・。

さすがプラダ傘下のパティスリー、チョコレートなのに恐ろしく高額(個人的な感想です)・・・。

箱買いする勇気が出なかったので、小さなチョコレートを5個くらいバラ買いしたんですが、可愛い袋に入れてくれました(感涙)!

小説の世界は私には遠いものだったんだな、と、20年近く経った今、実感しました・・・。

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