ギネスブックにも載っているレストラン「ボティン 」で仔豚の丸焼きを!
マドリード旅行での「行きたいレストラン・リスト」の上位に必ず入っていると思われるのが、世界最古のレストラン、「ボティン」。私たちも御多分に洩れず、滞在中に一度は行こうと思っておりました。
唯一、席が取れたのが滞在最後の夜。マドリード旅行のフィナーレを飾るにふさわしいお店と言えます。
「Botin」の予約はオンライン、空きがなければ電話をしてみよう
予約の方法ですが、お店のサイトからオンラインで予約ができます。ウチの場合、オンライン上で空きがある日が滞在日程になかったので、お店に電話をしました。
電話番号はオンライン予約のページに記載されています、英語で大丈夫でした。オンラインで希望日に席が空いていなかったら、勇気を出して電話してみることをオススメ。
ソフィア王妃芸術センターの無料鑑賞、スペイン応急衛兵交代式、駅からすぐの民泊アパート、世界最古のレストランでの子豚の丸焼き、チュロスの人気店など
洞窟のような、ワインセラーのような、中世感漂う店内
昼間の時間に何度かお店の前を通りかかったので、ちょっと中の様子を覗いてみたかったのですが、ガードマンがいつも入り口に立っていたので、一目たりとも覗けない物々しさ・・・。
でも、当日、「予約してます」というと、ガードマンさん、すごくフレンドリーにお店に通してくれました。
通されたフロアはワインセラーとか、洞窟のような感じ。さすが、世界最古のレストラン、中世感すら漂います!
夜の営業時間の一番早い入店時間、一番乗りかと思ったら、すでに団体のお客さんが座っていました。さらに入店してから15分くらいでフロアはほぼ満席、さすが人気店。
陽気なウェイターさんにとりあえず、前菜としてニンニクのスープと血のソーセージ、メインにこのお店の看板メニュー、子豚の丸焼きを注文。3人で行ったので、シェアして食べるなら、足りないかなと思い、子羊の丸焼きも注文。食べる気満々で行ったので、空腹度合いはマックス、うーん、もうちょっと頼んでおいたほうがよかった?
皮がパリッとしたジューシーな子豚の丸焼き
お店の看板、仔豚の丸焼き。思ったよりも小ぶりなサイズ、子豚の半分くらいがバーンと出てくるんじゃないかと思ってました。
皮がすっごくパリッとしていて中はジューシー。塩が効いているので付け合わせのポテトや素朴なパンとよく合います。シンプルな料理だけど、美味しい!
こちらは前菜として頼んだスープ。一さじ口にするとふんわりとニンニクの香りが広がります。卵とスープを吸い込んだパンがじんわりと体を温めてくれるような感じ(グルメ・リポーター調)。外が寒かったので、特に美味しく感じたのかも?
そしてこちらが血のソーセージ。もっとスプラッタな感じを予想していましたが、意外に地味なビジュアル。
中に入っているのはお米?表面がよく焼いてあってサクサクした食感。血という言葉からちょっとホラーな感じを勝手にイメージしていたのですが、良い意味で裏切られました。
ソフィア王妃芸術センターの無料鑑賞、スペイン応急衛兵交代式、駅からすぐの民泊アパート、世界最古のレストランでの子豚の丸焼き、チュロスの人気店など
食べきれない場合はお持ち帰りパックを作ってもらえる!
一番最後に子羊の丸焼き。これも仔豚同様、美味しいです。ただ、子豚と比べるとちょっと脂が多いかな・・・。
子豚の完食後にテーブルに来た子羊ですが、途中で皆、辛くなりました(汗)。ヨーロッパの肉々しい料理、見た目よりもずっとパンチがある重さですよ、お気をつけください。
半分ほど残ってしまったお肉、残して帰るのは勿体無い・・・。
貧乏性の私たち、陽気なスタッフさんにダメ元で尋ねてみたら、子羊のお肉と残っていたパンを持ち帰りできるように包んでくれました!
訊いてみるものだね、やった! デザートも食べようと思っていたのですが、どう考えても無理なので、断念。オーダーの時、「もっと頼んだ方がいいかな」と思いながらも、踏みとどまったことを褒めてあげたい。
上の写真はお店のショーウィンドウにあったお店の模型。1725年の創業当時はこんな感じだったのでしょうね。 ちなみに包んでもらったお肉とパンは滞在先で少し手を加えてサンドイッチに。帰りの空港で食べました。お腹が空いているとやっぱり美味しい(笑)。 お店の雰囲気、スタッフのフレンドリーさ、そしてお料理、全て満足したマドリード、最後の夜でした。