ベルリンの夏の終わりの風物詩、オープンデー
毎年、夏の終わりの週末に開催されるのが、ベルリンにあるドイツの官公庁のオープンデー。ベルリンの駅や街中でこのポスターを見かけたら、もう夏も終わりという感じ?
このオープンデー、いろいろな官公庁が一般市民に公開されるのですが、官公庁巡り用の無料バスも出ていて、かなり混雑する人気イベント。
朝ごはんの時にドイツ人が見分けられる方法、ベルリンで観られる変な建物、地元民から愛されるカリーヴルストのお店、ラピュタの世界が広がる鉱山など
連邦首相府や連邦国防省にも入れる?!
普段見ることのできない省庁に入れると聞くと、「きっと当たり障りのなさそうな省庁(どんな省庁?)だけでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
とんでもないっ!なんと、Bundeswehr(ドイツ連邦軍)を統括する連邦国防省(Bundesministerium der Verteidigung)の敷地内やBundeskanzleramt(連邦首相府)の建物にも入れたりするのです!
もちろん、入場の前には厳重なセキュリティ・チェックがあるので、パスポートといった身分証明は必須、空港のセキュリティ・チェックで引っかかるようなものは持っていかないのがお約束。人気の省庁は長い行列が出来るので、かなり待つのをご覚悟くださいませ・・・。
オープンデーのハイライトはメルケル首相。毎年、首相府でのイベントに登場します。確か、日曜日の方だと思います。この時はものすごく並ぶので首相が登場する時間帯までに入れないこともあります。
でも、入れた場合、さらに運が良ければ首相から直筆サインももらえます。
数年前、ウチの子、貰いました。
首相府内で首相の顔写真&サイン入り(印刷されてる)のカードをもらっていたのですが、そこの上に直筆サインを書いてもらえました。
世界共通なのか、こういう場ではおばさま方のパワーが凄いのですが、小さな子供はちょっと優先されるみたいです。この日、ウチの子はサッカーのドイツ代表ユニを着用していたので、そこもポイントだったかも。
ベルリンのクリスマス・マーケット、変な建物、地元民が愛する美味しいお店、ベルリンのイベント情報など
個人的なハイライトはもう一つ
首相に会えたり、連邦軍の飛行機や戦車を観れたりするのでもちろん、スペシャルなイベントですが、個人的に私が楽しみにしているのはこちら
いろいろな省庁でもらえるエコバッグ!
上の左側の2つは連邦軍で、下の黒いのは文化庁でもらったもの。
ベルリンのシンボルの絵がついているものは今回の官公庁のオープンデーではないのですが、ベルリンの議会のオープンデーでもらったお気に入りのバッグ。「ベルリン議会クイズ」に答えて正解しないともらえないバッグなのでレア度が少し高いです。クイズは3択なので運が良くてももらえます(私はこちら)。
以前と比べると、最近はエコバッグがもらえないこともあるのですが、基本的に「おばさまたちの集まるところにエコバック有り!」という法則があるので(ない場合もあります)、もし行かれる方は現地でのドイツのおばさまたちの動向をチェックされるのもいいかもしれません。