ベルリンでは路駐が普通?!
ベルリンで車で出かけたら、どこに車を駐車したらいいか?もちろん、スーパーやデパートなど専用の駐車場がある場所なら問題ないのですが、駐車場がない場合は基本的に路上駐車になります。
駐車禁止地域以外だったら、基本的に路上駐車が可能ですが、その時に気をつけるのが、このマーク
通りにこの看板が出ていたら、エリア住民用の駐車証明が無い車は自動販売機で駐車券を購入しなくてはいけません。
ゾーンのナンバー(赤四角の部分に数字が表示されている)は数メートル離れた場所で違うナンバーになることも。駐車証明が貼ってあっても、エリア違いの場合は違反切符を切られますので、ご注意を。
ちなみに大手カーシェリングの車の場合、エリアが設定されていても駐車券を購入せずに駐車可能というのがほとんど(詳細は各カーシェリングのよって異なる場合があります)。
朝ごはんの時にドイツ人が見分けられる方法、ベルリンで観られる変な建物、地元民から愛されるカリーヴルストのお店、ラピュタの世界が広がる鉱山など
10ユーロで1年間エリア内、路駐し放題?!
ベルリンで駐車場を所有していたり、契約している人は多分、少数派。一戸建てに住んでいる、あるいは超高級車を所有している人以外は基本的に自家用車を近所の道路に駐車しているかと思います。
駐車エリアが自分の居住区に設定されているなら、エリア住民用の駐車証明を取得することができます。
下の写真の赤丸で囲んだ部分がエリア番号がついた住民用駐車証明シール
これ、住所地の役所で手続きをするのですが、一体、いくらすると思います?
ちなみにベルリンでは1年で10ユーロ、つまり、1年間、10ユーロでエリア内駐車し放題!
ドイツ全土でもこのシステムが導入されているらしく、一番高いところでも1年30ユーロ70セントだとか・・・。
先日、この住民用路駐証明の料金が安すぎるので、改定すべきだというニュースが流れていました。確かに、安すぎる気がする・・・。
朝ごはんの時にドイツ人が見分けられる方法、ベルリンで観られる変な建物、地元民から愛されるカリーヴルストのお店、ラピュタの世界が広がる鉱山など
エリア内、夜になると駐車難民が徘徊する?!
ドイツの住民用の路駐料金、衝撃的に安いのですが、実際はそんなにいいことばかりでも無いかも・・・。
この駐車エリアが設定されるのは、住民の駐車スペースを確保するのが目的のようです。
エリアが設定されていない場所は基本的に誰でも路駐が可能。ということは、近所の住民じゃなくても、車を停める事ができるという事。
周囲に大きなショッピングモールや観光名所があると、いろいろな人が車を停めますよね。でも、エリアが設定されていたら、地元民以外は時間制のチケットを購入しなくちゃいけない。時間を過ぎて駐車しているのが見つかると、違反チケットを切られ、罰金を払わないといけない。そうなると、住民以外が駐車しずらくなる、という流れのようです。
でも、エリアが設定されている場所は基本的に住民が多いところ。住んでいる人が多ければ、基本的に自家用車を持っている人も多い。そのため、仕事が終わる夕方頃から、路駐スペースはだんだんと埋まっていき、夜になると駐車できる空きスペースを探して、エリア内をグルグル1時間くらい回る駐車難民も出没・・・。
エリア内を散々探し回った挙句、自分の家からかなり離れた場所に駐車スペースを見つけ、夜道を歩いて帰ってくる人もいるとか・・・。お、お疲れ様です・・・。