ベルリン以外でベルリンっ子と呼ばれる揚げドーナッツ
ドイツの大晦日に欠かせない食べ物といえば、まずプファンクーヘンとベルリンで呼ばれる揚げドーナツ。ベルリン以外の地域ではベルリーナーと呼ばれます。
普通の日にも白い粉砂糖がかかったシンプルなものがパン屋さんで売っているのですが、大晦日周辺になるとアイシングやデコレーションがかかったものがたくさんお店に並びます。お値段の方は、
もちろん、通常盤よりもお値段高め!
いわゆる、日本の大晦日前のカマボコ的存在、パッケージが変わり、お値段が高くなる商品です。
中にはクリームやジャムが入っていますが、大晦日近くにはカラシ入りのものも売られます。これ、いわゆるロシアンルーレット的なもの、一つカラシ入りを入れて、パーティの余興的存在になる模様。
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大晦日のディナーはチーズか肉か?
大晦日のディナーですが、肉かチーズに別れれるかと思います。
肉派はオイル・フォンデュが多いかな?卓上で熱した油が入ったお鍋にお肉を入れて、好みの火加減で料理するというもの。
チーズ派はチーズ・フォンデュ、またはラクレットに別れるかと思います。
ラクレットは小さなフライパンみたいなものに好みの具材を入れ、上にチーズを載せて専用のオーブンで焼く料理。
画像が悪くてすいません、ウチは長いことラクレット派で大晦日を過ごしてきました。
が、去年は薄切りの良さめな牛肉が手に入ったのですき焼きにしました。今年は唐揚げとフライドポテトにする予定。
なぜって?ラクレット、最初の3皿くらいなら美味しいのですが、最後の方は重すぎて気持ち悪くなる・・・。
そしてラクレットの最大のマイナスは、
数日間、家中がチーズの匂いに包まれる・・・
ということ。お香やルームスプレーも効かないくらい強烈・・・。
1年に一度のことと思ってきたんですが、3年に一度、あるいは5年に一度くらいでもいいかもと思うように。しばらくは大晦日はラクレットなしで過ごそうと思っています。
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シャンパンかドイツのスパークリング・ワイン、ゼクトか
新年のカウントダウンにはシャンパンといったスパークリングワインを飲む人が多いと思います。
シャンパンよりも値段が安いドイツのスパークリング・ワイン、ゼクト(Sekt)、スーパーマーケットにもこの時期、たくさん並びます。安いものだと5ユーロ程度で買えるので、たくさん飲む人にはいいのかも?
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花火には要注意、禁止地区も
食べ物じゃないけれど、この時期限定でお店に並ぶのが花火。この花火を買い求めるドイツ人がたくさんお店に押し寄せます。
ロケット花火みたいな感じのが主流。新年のカウントダウンで一斉に打ち上げるのですが、これがすごい・・・。2時近くまで住宅街でも花火が続きます。
ベルリンだとブランデンブルク門周辺はカウントダウン・パーティが開催されていて、大きな打ち上げ花火も見られます。昔、行った事がありますが、正直、「2度とゴメン」という感じ・・・。
それは会場が混んでいる、寒いということもありますが、「危険」の一言に尽きます。
地下鉄の中で花火、歩行者に向かって花火を打ち上げるとか、信じられないレベルの人がいたんです。遠くからこのためにベルリンに来た友人が一緒だったので、カウントダウンまでいましたが、正直、途中で帰りたかった・・・。
大晦日の花火、あまりのマナーの悪さに最近は花火禁止地区も設けられています。今日も禁止地区で花火していた人が逮捕されたとか、ニュースで耳にしました。
そうそう、花火をやる人はちゃんとしたお店で買って、ちゃんと使用方法とマナーを守ってくださいね。違法な花火などで人生が終わるような大怪我をする人、毎年、新年のニュースで報道されているので。
花火の販売が開始されてから、外で爆発音のようなものが鳴り響く事が多くなってきたこの頃、暗くなったら一歩も外に出たくないと思うようになりました。早く新年にならないかな・・・。