東大理三でミス東大、才色兼備の極みの上田さんの子供の頃の愛読書
プレジデント・オンライン「医学部でミス東大」上田彩瑛さんを育てた母は、娘に勉強する姿を見せていた、で紹介された効果か、現在(2020年9月22日)アマゾンの数学一般関連書籍で1位となっている「数の悪魔」。
小学生の親御さんたちが一斉にポチったと思われるこの本、私も御多分に洩れず、アマゾンをチェック、そこで気になったのが、著作者の名前、
「ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー、これってドイツ人っぽくない?」
朝ごはんの時にドイツ人が見分けられる方法、ベルリンで観られる変な建物、地元民から愛されるカリーヴルストのお店、ラピュタの世界が広がる鉱山など
数の悪魔、ドイツ語タイトルはDer Zahlenteufel
思った通り、作者はドイツ人でオリジナルはドイツ語!
ドイツ語のタイトルはDer Zahlenteufel、意味は日本語タイトル「数の悪魔」そのまんまです。
ドイツのAmazonではAudible版は無料なんですが、内容的に本で読んだ方が良いかと思い、
図書館で借りてきました!
多分、日本だったら貸出中ですよね。オンラインで図書館の在架状態を調べたら、ベルリンでは余裕で貸出されていました。
ドイツの小学校に通っていたら、読むのは問題なし!
子供が昨日から読みだしたのですが、「面白いよ!」と言っています。
アマゾンの日本語版のレビューには「低学年だと漢字がネック」という感想がありましたが、ドイツ語版はドイツの小学校に通っていれば読むのは問題なさそう。
日本語版はどうなのか分かりませんが、ドイツ語版のレビューでは「素数などの用語が架空のファンタジーっぽい名前に変えられている」ところが批判されているようです。
算数嫌いのお子さんにはハードルが下がる手法ですが、すでに用語を知っているお子さんにはそこはちょっと引っかかるかも。
でも、算数がそれほど好きではないうちの子も読みながら、「ねえ、どうしてゼロがあると思う?」とか、物知り顔で解説し始めたので、親としてはすでにいい本だと実感しております。
ドイツに在住でお子さんが現地の小学校に通っているなら、おすすめの一冊です!ドイツなら、きっと図書館で借りられますよ。